小山短絡線跡+高岳製作所専用線現況

 栃木県南地域最大の規模を誇る小山市の玄関口たる小山駅は、東北本線、東北新幹線、両毛線、水戸線が接続する要衝である。
 このうち、水戸線は駅南東方向から進入する線形である。このため、東北本線上野方から列車が水戸線に入ろうとする場合、小山駅でスイッチバックをする必要がある。これを解消するため、東北本線間々田〜小山から水戸線小山〜小田林への短絡線が建設された。
 この短絡線は、貨物列車の他、東北本線から水戸線へ乗り入れる455系急行【つくばね】等が利用した。しかしながら、一番の問題点は小山駅に列車を停車させる事が出来ないという点である。【つくばね】では間々田に停車させる事で解決させた。しかし、【つくばね】や貨物列車が削減されていくにつれ、小山を通過するしかないこの短絡線の利用頻度は低下した。皇紀2652年(平成4年)頃に使用が停止させられた。その後、15年近くにわたって東北本線の接続部分を除き、全線に架線柱とレールが残されていたが、皇紀2666年(平成18年)頃ついに線路撤去が行われ、この短絡線は完全に過去のものとなった。
 調査は皇紀2667年7月22日、扶桑座。

間々田方を望む。下の顔写真は見ないように  線路撤去が行われた小山の水戸線短絡線跡は現在、架線柱とレールが完全に無くなり、道床とバラストが夏草の下に残る。途中の踏切跡から間々田方を望む。
 それにしても廃線跡に部長が応援する某民主の男の顔があるのは好ましいものには思えない。
上の画像と同一地点から小田林方を望む。こちらも今のところバラストの残る道床が続く。早晩に開発の運命を辿る可能性が高いが。 小田林方を望む
ヒューム管埋設地点標 線路跡敷地内のガス管埋設地点標。昭和56年に埋設されたらしい。
廃線跡に寄り添う道路を進む。柵が目印。 新しい家並みの後ろに残る廃線跡
消えゆく踏切跡 やがて踏切跡が現れた。防護柵が残ったままだ。
小田林方の水戸線との合流点付近。 水戸線合流地点


高岳製作所専用線現況

 小山駅からは高岳製作所小山工場への専用線が延びている。現役の路線であるものの、工場より出荷大型変圧器等が大物車シキで輸送される時以外は滅多に使用されない為、普段の姿はまさに廃線跡である。
 調査日は皇紀2667年(平成19年)7月6日

高岳専用線小山構内付近 菜園化しつつある現役線
メオトライダーと高岳専用線 10km/h制限標
踏切 とまれみよ
草に埋もれた踏切 道が廃止されてしまったよう
廃線以上に廃線らしい現役路線、それが高岳クヲリティ

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