山陽小野田市殿町公園のD51 300

概要.
 山陽本線厚狭駅より近く(ただ道は多少分かりにくい)にある殿町児童公園にはD51 300号機が保存されている。
 D51はいわずと知れた1115両が製造された、我が国の蒸気機関車では最多製造両数を誇る貨物用テンダー機であり、その両数の多さにより、蒸気機関車が線路上から去った後も大多数が各地で保存され、沖縄などでも見られたりする。
 300号機は支那事変真っ只中、一方、欧州では朋友独逸が第二次大戦の火蓋を切って一月ほど経った皇紀2599年(昭和14年)10月に川崎車輛で製造された。山口に縁深い機関車であり、柳井を経て、皇紀2632年(昭和47年)12月に廃車されるまでの末期4年間は厚狭機関区に転属、美祢線の重量貨物列車等を牽引した。国鉄から旧山陽町に譲渡され、以後この殿町児童公園にて35年の長きに亙り保存されている。
 近年、300号機に手入れが行われた形跡は無く、車体には至る所に錆が浮き出ており、危険な状態である。

皇紀2667年2月7日 撮影

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